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~ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意 ~

こんにちは😃JUNレディースクリニックです🏥
今回は妊婦さんに向けた内容になります。
毎年春~初夏、冬になると全国的にA群溶血性レンサ球菌(溶連菌)感染症が流行しています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、幼児期から学童期の小児がかかることが多い呼吸器感染症ですが、いずれの年齢の方でもかかることがあります。
妊婦さんの中でも、上にお子さんがいる経産婦さんの感染が多い傾向にあります。
A群溶血性連鎖球菌咽頭炎にかかった妊婦さんの中で、まれですが症状が出てから急速に病態が進行し(劇症型)、母児ともに命の危険があるため注意が必要です!

【 潜伏期間 】
2~5日
【 主な症状 】
◆38°C以上の発熱
◆咽頭痛、咽頭発赤
◆苺状の舌
◆リンパの腫れ
◆消化管症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢)
【 感染経路 】
◆飛沫感染
◆接触感染
◆経口感染
【 対策 】
◆手洗い
◆消毒
◆マスク着用 など

【 注意すること 】
◆38°C以上の発熱にのどの痛みを伴う場合は当院へ連絡をお願いします。
◆家族や身近な人に発熱・風邪症状の方がいる場合なるべく接触しないよう感染対策を行いましょう。
◆どんな菌やウィルスに感染したか確認し、A群溶血性レンサ球菌の場合発熱に注意しましょう。
◆他の病院でA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と診断された場合は必ず当院へご連絡ください。

感染予防のために当院へ受診する際は受診前に必ずお電話で連絡をお願いいたします。