兵庫県尼崎市の婦人科・妊婦健診ならJUNレディースクリニックにお任せください

よくあるご質問

一般的なご質問

Q

ブライダルチェックとは具体的にどんな検査ですか?

A

まず、おすすめしたいのは子宮がん検査、おりもの検査(クラミジア・淋菌・トリコモナスなどの性病検査を含む)、エコー検査で子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などがないかのチェックです。その他に、血液検査で風疹抗体の有無、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIVの検査も御希望の方に実施しています。通常は自費の検査ですが、症状のある方は保険診療となる場合がありますので、一度医師に御相談ください。

Q

子宮がん検診とは?

A

一般に子宮がん検診といえば子宮頸がんの検査をさす場合がほとんどです。
子宮頚部からブラシで細胞をとって顕微鏡で調べます。無症状でも1~2年に1回の検診をおすすめしています。
尼崎市子宮がん検診も行っています。
(尼崎市在住の20歳以上の方は、2年に1回1500円の負担額で受けていただけます。)

Q

生理前にイライラして、頭痛を認めたり、生理が始まったら、
下腹部痛があったりして悩んでいます(20代女性)

A

月経前3~10日間に認めるイライラ、下腹部の張り、頭痛、憂うつなどの症状は月経前症候群を疑います。
また、月経期間中に下腹部痛、腰痛、腹部の張り、吐き気、頭痛、疲れ、イライラなどの症状は月経困難症を疑います。
治療方法としては、ピルや鎮痛剤、漢方薬などがあります。
患者様のお話を聞き治療方法を提案させていただきます。
患者様の中には、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れていることもあるため、超音波検査などをすることをおすすめします。

婦人科診療
Q

顔のほてりやのぼせ、疲れ、めまい、動悸、肩こり、頭痛などがひどくなって困っています(50代女性)

A

閉経の前後5年の合計10年間のことを更年期とよびます。顔のほてりや発汗、疲れ、めまい、動悸、頭痛、肩こり、関節痛、足腰の冷えなどの症状で、日常生活に支障をきたす状態のことを更年期といいます。
更年期の治療法は、ホルモン補充療法、漢方薬、プラセンタ療法などがあります。
患者様の症状に応じて治療方法を提案します。
年齢を考えると、甲状腺や耳鼻科の病気などが隠されていることもありますので、内科や耳鼻科などに受診が必要になることもあります。

更年期障害

お産に関して

Q

お産はできますか?

A

当院ではお産(分娩)は取り扱っておりません。
妊娠初期から妊娠32週までの妊婦健診は行っております。セミオープンシステムを利用して連携の病院での分娩や、里帰り分娩を予定されている妊婦さんでお住まいの近くでの妊婦健診をご希望される方は、是非来院してください。

ピルについて

Q

他院でピルを飲んでいたのですが、薬だけ処方してもらえますか?

A

初回は診察が必要ですが、通常ピル内服初回でいただいているピル内服指導料(2000円)はいりません。

Q

中学生の娘が生理痛がひどくて困っています。ピルは何歳から服用できますか?
将来の妊娠に影響はないですか?

A

初潮が始まったらピルはいつでも内服可能になります。
将来ピルを飲むことで不妊症になることはありませんので、ご安心下さい。

Q

愛煙家なんですが、避妊方法としてピルは使用できないのでしょうか?

A

ピルを含むホルモン剤には血液を固まりやすくするという副作用があることが知られています。
また肝臓に負担がかかる(肝機能障害)等の副作用の報告もありますので、ピルを使用している場合には定期的に血液検査をして問題が無いことを確認することをお勧めします。
また、タバコを吸うことにより血管が細くなることが知られています。血液が固まりやすくなると、血管が細いほど、より血管が詰まりやすくなります。そのため脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高くなりますので、タバコを吸う方の避妊法としてはピルは適していません。子宮内リングのミレーナをおすすめしています。
旅行などのために短期間ホルモン剤を使用して月経(生理)をずらすていどであれば、問題ないことがほとんどです。

乳腺について

Q

マンモグラフィと超音波検査(エコー)検査の違いはなんですか?

A

マンモグラフィと超音波検査(エコー)の違い

マンモグラフィー 超音波(エコー)検査
検査の体勢 立位 仰臥位(仰向け)
検査による痛み あり なし
X線被爆 あり なし
描出しやすい所見 石灰化 腫瘤(しこり)
描出しにくい所見 高濃度または不均一高濃度乳房の腫瘤(しこり) 石灰化
検診で行う場合の市町村の費用補助 あり 40歳以上2年に1回 なし
検査ができない場合 妊娠中
豊胸術後の乳房
ペースメーカー埋め込み側
VPシャントが通過している側の乳房
いつでもだれでも可能

①マンモグラフィ
乳房を引き伸ばして平坦にし、圧迫して撮影するX線検査です。通常、内外斜位方向(MLO)と頭尾方向(CC)の2方向で左右それぞれの乳房を撮影します。市町村の検診において、50歳以上ではMLO1方向のみの場合もあります。X線被爆による発癌リスクは極めて低いと推定されており、しこりをつくらない早期の乳がんの発見に有用です。

② 乳房超音波(エコー)検査
超音波を乳房にあてて、乳腺の状態をみます。しこりが小さくても発見するのが容易であり、前回説明したマンモグラフィで「高濃度乳房」や「不均一高濃度」の乳腺でも、問題ありません。乳房を圧迫することがないため、痛みはなく、またX線被爆もありません。

乳腺外来
Q

生理中でもマンモグラフィ検査を受けられますか?

A

月経前や月経中は、乳房がはり、痛みがある女性が多くいます。女性ホルモンの影響を受け、乳腺組織が増殖することが原因の一つです。マンモグラフィ検査は乳房を圧迫しますので、痛みが強い可能性があり、また画像評価も少し難しくなります。この時期のマンモグラフィ検査は避けて、月経後に受けることをお勧めします。また、わずかですがX線被爆もあるため、妊娠中のマンモグラフィ検査はできません。

Q

大豆、イソフラボンや乳製品をとると乳がんにかかりやすくなりますか?

A

大豆、イソフラボンや乳製品はいずれも乳がんにかかりやすくなるというデータはほとんどありません。むしろ、これらを多く摂取すると、乳がんの発症リスクが下がる可能性があるとされています。しかし、その摂取量が高い場合の相対危険度は0.7前後であり、劇的にリスクを減らすものではありません。乳製品では脂肪含有量が高いと逆にリスクが上がるというデータも存在します。特定の食品やサプリメントが体にいいという判断のもと、偏った食事、生活習慣は好ましくありません。結果として他の疾患のリスク上昇や、体力低下につながる可能性もあります。がんの予防、健康維持にはバランスがよく、適切なカロリーの食事や運動習慣をこころがけましょう。

Q

乳がんと診断された場合、仕事や家事はどうすればいい?

A

乳がんの治療は手術、放射線治療、薬物療法があり、乳がんのステージやサブタイプ(乳がんの種類、性質)により決定されます。ステージ0~3までは根治(完全に治ること)を目指して治療を行います。手術だけの場合もありますが、多くの場合、他の治療も組み合わせて行います。薬物療法、特に抗がん剤治療を行うと、脱毛や易感染性など、さまざまな副作用があり、仕事や家事が困難になる時期があるかもしれません。しかし、副作用の対策をしっかりすれば、仕事をつづけながら、または短期間の休職で治療をすることも可能です。家事を含め、日常生活も周囲のサポートを得ながら十分可能です。乳がん診療を行う施設の多くは就労支援、副作用対策をしっかり行っていますので、乳がんと診断されてすぐに離職するのではなく、医療者、職場と相談しながら、治療と就労、日常生活を両立させることをお勧めします。
骨や内臓などに遠隔転移を認めるステージ4はほとんどの場合、根治を望むのではなく、がんと共存しながら、主に薬物療法を行います。「この期間で治療が終わる」という目途がたたず、最初は就労や家事の意欲がそがれるかもしれません。がんがあることによる症状や、治療の副作用でつらいこともあると思いますが、症状がないまたは軽いときは、できる範囲で仕事を続けることをお勧めします。ステージ3までと同様、医療者、家族、職場とよく相談し、サポートをうけ、普段に近い生活を楽しみつつ、乳がんと向き合うことが大切です。
日本人女性の平均寿命は87歳です。乳がんと診断された後も人生は長いので、治療中、治療後の期間を有意義に過ごしましょう。

Q

乳がん検診はいつ受ければいいですか?

A

地域住民の乳がんの死亡率を下げるために行われるマンモグラフィ(乳房X線検査)による乳がん検診は、40歳以上、2年に1回となっています。
乳がんになりやすいのは40歳~60歳ですが、40歳未満の女性でも罹患することがあり、乳房超音波による検診も行っています。
血縁者に乳がんの方がいるなど、リスクの高い方は20代から、そうでなくても30代からの受診が望ましいです。
高齢でも罹患しますので、60歳を過ぎても乳がん検診をおすすめします。日本人女性が罹患するがんの中では乳がんが最も多く、年間9万人以上になります。また生涯で乳がんになる確率は11人に1人と推計されます。
早期発見すれば治る見込みの高いがんであり、年1回の乳がん検診をおすすめします。
尼崎市乳がん検診も行っています。
(尼崎市在住の40歳以上の方は、2年に1回2200円の負担額で受けていただけます。)

乳腺外来の料金表

その他のご質問

Q

他院で体外受精を受けているのだが、遠いので注射だけしてもらえますか?

A

体外受精の場合、卵胞をできるだけ育てる目的で、連日排卵誘発剤の注射をうつ必要がある場合があります。
不妊治療を受けられている施設が遠方で通院が困難な場合など、注射だけ当院でさせていただくことは可能です。遠慮なく相談してください。