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~ AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査について ~

こんにちは😊JUNレディースクリニックです🏥
今回は、不妊治療の検査項目4つ目
【AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査】についてお話いたします🌱

👩AMH検査ってなんですか?
💁AMHとは卵巣内にある発育途中の卵胞(卵子)から分泌されるホルモンのことで、血液検査で測定します。
この値を検査することで卵巣内に残っている卵子の数を推測することができます。
値はひとそれぞれで、20代で統計値より少ない人もいれば、40歳を超えても高い数値の人もいます。
「卵巣年齢=実年齢」とは異なる結果になる場合もあります。

📝AMH検査の目的
☑卵子の数が年齢に比して減りすぎていないかを推定します。
☑早期卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣症候群(排卵が起こりにくく、月経不順となりやすい体質)を見つけるのにも役立ちます。
☑体外受精等への不妊治療のステップアップを早める必要があるかの目安になります。

AMHは年齢とともに減少していきます。AMHが低いと残っている卵子の数が少なくなってきているということなので、妊娠できる期間も短くなってきています。
自然妊娠が全くできないというわけではありませんが、体外受精等の治療も視野に入れて、不妊治療のステップアップをおすすめします。

また、AMHが高すぎる場合はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の可能性があります。
PCOSの方は排卵誘発剤が効きすぎることがありOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりやすい体質の方なので、排卵誘発剤の使い方を慎重にする必要があります。
AMHの検査は健康保険適応の検査です。採血のみでお調べできますのでお気軽にご相談ください😌✨