こんにちは😊
兵庫県尼崎市の産婦人科、JUNレディースクリニックです🏥

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骨盤底筋群を鍛えることで、
①GSMの改善
②不妊治療の方向け
③子宮脱の予防
④産後の膣の引き締め
など女性の健康に役立つ様々な効果が期待できます。

今回は3つ目の【子宮脱の予防効果】についてお話いたします😌

【子宮脱とは？】
子宮脱とは「骨盤臓器脱」の一種で、子宮を支える骨盤底筋群が緩み、子宮が正常な位置より下がって腟から体外へ脱出する状態です。

主な原因は骨盤底筋群の靱帯のゆるみ・損傷です。
出産・加齢・肥満・慢性的な咳や便秘などによってリスクが高まります。

【子宮脱の主な症状】

◆子宮下垂（子宮脱の手前）：下腹部の重さや圧迫感、立ち仕事の後などに違和感を覚えることがあります。
◆子宮脱（初期段階）：子宮が下がっていても無症状で、婦人科検診で指摘されることもあります。
◆子宮脱（本格的な脱出）：外陰部にピンポン球のような丸くて固いものが触れる感覚。歩行時に痛みや違和感を感じる。
◆尿や便のトラブル：排尿がしにくくなったり、尿が漏れたり（尿失禁）することがあります。直腸が下がると便秘になることもあります。
◆その他の症状：腰や尾骨の痛み、おりものの増加、性交時の痛みなどが生じることもあります。

【子宮脱の予防効果】
骨盤底筋群を鍛えることにより、子宮を支える力が高まり子宮脱の進行を予防する効果があると言われています。

血流が促進され、代謝が改善されることにより骨盤内の循環が良くなり、臓器支持組織の健康維持にも役立ちます。