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~ 子宮内フローラ検査について ~
こんにちは😊JUNレディースクリニックです🏥

今回は、不妊治療の検査項目の中の1つ
【子宮内フローラ検査】についてお話いたします🌷

【子宮内フローラとは?】
子宮の中にいる様々な菌の集まりのことです。
妊娠・出産にとっては、子宮の中にラクトバチルス菌の割合が多いことが重要です。ラクトバチルス菌が多いことで子宮内が良い環境となり、妊娠しやすく流産しにくい状態となります。
【ラクトバチルス菌とは?】
膣や子宮に存在する乳酸菌で、いわゆる善玉菌の一種です。

【子宮内フローラ検査とは?】
子宮内の菌を一部採取し子宮内の菌の状態を検査して、着床しやすい環境かどうかを調べる検査です。
― 検査を行う際の条件 ―
◆月経期以外(月経から12~13日目が望ましいとされています。)
◆妊娠をしていない
― 検査を行うメリット ―
①善玉・悪玉菌の割合と種類が分かります。
②検査精度が高い
③子宮内のラクトバチルス菌の割合を調べることにより対処ができます。

― 検査の流れ ―
①検査説明
子宮内フローラ検査説明を行います。
②検体採取
医療機関で綿棒やピペットを使って子宮内膣液や膣内擦過物を採取します。
③DNA抽出
採取した検体から細胞由来のDNAを抽出します。
④検体検査
取り出したDNAを検査装置にかけます。
⑤結果報告
約3週間ほどで検査結果をお返しします。

― 結果が良くなかった場合について ―
食生活を含めた生活習慣の見直しに加え、以下の場合に合わせた改善方法で子宮内にラクトバチルス菌が増えやすい環境を整えます。
ケース①【ラクトバチルスが少ない場合】
子宮内環境を整える”ラクトフェリン”のサプリの摂取をおすすめします。
ケース②【特定の悪玉菌が検出された場合】
抗生物質で悪玉菌を排除するとともに”ラクトフェリン”の摂取をおすすめします。
ケース③【ラクトバチルスがいない場合】
ラクトバチルス自体を摂取していただくようこちらでご紹介いたします。
子宮内フローラ検査は「尼崎市の助成金対象」の検査です。
不妊症でお悩みの方は一度受けていただくことをおすすめいたします。
お気軽にご相談ください🤲😌